バターになるおしおき(ダンガンロンパ)
読み : バターニナルオシオキ
「バターになるおしおき」とはゲーム、およびアニメ『ダンガンロンパ』における、超高校級の暴走族こと大和田紋土がクロとなった時の「おしおき」によって『大和田バター』となってしまったことを指す。
おしおきの名前は「猛多亜最苦婁弟酢華恵慈(モーターサイクルデスケージ)」
バイクに乗せられれ球形のケージの中に入れられ高速回転することでバターとなってしまったのである。
バターになるおしおき(ダンガンロンパ)の元ネタ
大和田紋土が高速回転したことによってバターとなってしまう…というよくわからない結末は童話『ちびくろサンボ』が元ネタ。
『ちびくろサンボ』では少年サンボが竹やぶに出かけたところ複数の虎に襲われそうになる。しかし両親に買ってもらったばかりの服や靴を一つづつ虎に与えることで食べられそうになるのを免れることができた。虎達はその戦利品を奪いあうためお互いの尻尾に噛み付き、木の周りをぐるぐる周りはじめるのだが、あまりにも回りすぎてバターになってしまう。最終的にそのバターを持ち帰って家族でパンケーキを食べる、というお話し。
このちびくろサンボの「回転することでバターになる」というエピソードを元ネタとして、バイクで高速回転することによって大和田紋土がバターになるというエピソードが生まれたと考えられる。なぜ虎が回転したらバターになるのか、という謎があるが、きっと遠心分離とかなんとかそういうやつ、たぶん。
『ちびくろサンボ』は世界的に有名な童話・絵本として日本でも広く知られていたのだが、1988年、黒人差別に関わるとして一斉に絶版となってしまう問題が起きた。その後1997年頃から復刊されている。