キーボードクラッシャー
読み : キーボードクラッシャー
キーボードクラッシャーは動画の中でパソコンに向かって大声で叫びながら、キーボードを破壊するドイツ人少年のことを指す。
キーボードクラッシャーの元ネタ
キーボードクラッシャーの動画は2006年春ごろにドイツ人少年本人(当時14歳)がYouTubeに投稿した動画が元ネタとなり、数多くのMAD動画が作られた。キーボードクラッシャーというのは日本でつけられたあだ名で、「Keyboard Crusher」を略した「KBC」が通称となっている。
このドイツ人少年は、PCゲーム『Unreal Tournament(アンリアル・トーナメント)』をプレイしており、海外ではゲーム名から「Unreal Gamer」と呼ばれたり、「Angry German Kid(怒れるドイツ人少年)」を略して「AGK」とも呼ばれている。この少年はSlikkというハンドルネームやLeopold、Der Echte Gangsterといった名前も使用しており、キーボードを破壊する動画だけでなく他にも動画を投稿している。
空耳動画や数々のMAD動画が作られたため、以下に紹介する動画はその一部である。ドイツ語なのになぜか日本語に聞こえる部分も多い。
キーボードマリオクラッシャー –
キーボードクラッシャーVSドナルドウイルス
キーボードクラッシャーは真実か?演技か?
大声で叫びながらキーボードを破壊する衝撃的な映像を見ると、彼のリアルな行動であると信じてしまうが、キーボードクラッシャー(以下KBC)によると、あれは全て演技なのだそう。
KBCの動画が登場してから、「彼の父親が精神科医に見せるために隠し撮りした」という説が出回っていたが、あるテレビ局によるインタビューでは全て演技であったと語っている。
そのインタビューでは「自分のユーモアをネットに提供して、みんなの反応を見たかったから動画を作った」とも語っている。
また、KBCが投稿したYouTube動画(どの動画かは不明)では本人が以下のようなコメントを残しているようだ。
KBC:僕は病気でもないし気が狂ってるわけでもない。僕は演技力があるだけの普通の少年であり、僕の動画は全てネタでやってるから本気で受け止めないでほしい。これを見て不愉快になったり、僕を憎む人もいると思う。でも、僕は皆さんを楽しませたかったからこの動画を作ったんだ
演技であるかどうかの真実は彼にしか分からないが、あの動画が彼の言うとおり演技だとしたら、彼はとんでもない才能を秘めているのかもしれない。