カツドゥーン
読み : カツドゥーン
カツドゥーンとは、ホクホクの白ご飯の上に卵でとじた豚カツを乗せたあのカツ丼のことである。
カツドゥーンの元ネタ
カツドゥーンはアニメ『はたらく魔王さま!』が元ネタである。第1話「魔王、笹塚に立つ」にて魔王サタンと悪魔大元帥・アルシエルは魔界から日本の東京に降り立ったが、警察に傷害事件に巻き込まれたと勘違いされ警察署に連れていかれた。警察署でカツ丼をごちそうになるが魔界にカツ丼はないため魔王はここで初めてカツ丼に出会った。
地球に初めて降り立った魔王サタンは、未知の星である地球のことを知るために警察官を催眠術にかけ、色々と情報を聞き出した。魔王サタンは腹心であるアルシエルに魔界の言葉で地球や日本、警察など聞き出した情報を解説し始めた。その際、アルシエルがテーブルの上にあったカツ丼を指して「では、このテーブルの上の物は?」と問いかけると、魔王サタンはネイティブの発音で「カツドゥーン」と言い放った。
魔王サタン:
ここは地球という世界らしい。
そのうちの国のひとつ、ニッポンという島国だ。
その首都にあたるのが今、この地であるトーキョーであり、この建物はケーサツ署という場所のようだ。
ケーサツは社会の秩序を守る国家機構のひとつらしい。アルシエル:
では、このテーブルの上の物は?魔王サタン:
カツドゥーン。この国の一般的な料理だ。アルシエル:
カツ、ドゥーン・・・
なるほど、力強い響きだ、興味深い。
カツドゥーンは8分あたりから
ニッポン、トーキョー、ケーサツの発音もちょっとおかしいのだが、カツ丼をカツドゥーンと発音するという印象的なシーンである。多くの視聴者がカツドゥーンという不意打ちにやられた。第1話では他にも不動産をフドゥーサンと発音したり、「ド」を「ドゥ」と発音するのが魔界のネイティブ発音らしい。
さらに最終話(第13話)「魔王と勇者、真っ当に仕事に励む」にて定食屋に入った魔王サタンとアルシエルは見事なカツドゥーンのユニゾンを披露。
「すいませーん!カツドゥーン、ふたーつ!!」