ガクテンソク(学天即)
読み : ガクテンソク
ガクテンソク(学天即)は四条和也(ボケ)と奥田修二(ツッコミ)によるよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いコンビ。
「平成25年度 NHK新人演芸大賞 演芸部門大賞」を受賞、「THE MANZAI 2011/2013」では決勝に進出。
学天即(お笑いコンビ)の由来・意味
学天即というコンビ名は東洋(アジア)で初めて作られたロボット「學天則(がくてんそく)」が由来となっている。
このロボットをモチーフとした「学天則」が映画『帝都物語』に出てくるが、強烈な印象のある学天則に影響を受けた奥田がそこからコンビ名をもらうことにした。しかし、M-1のエントリー時に四条が「則」を「即」と書き間違てしまったことから、コンビ名が「学天即」となった。
奥田が自身のTwitterで映画『帝都物語』に出てきた学天即の影響である、と質問に答えている。
正確にはその學天則をモチーフにした、映画「帝都物語」に出てきた学天則に影響を受けたですかね!
— 学天即 奥田修二 (@gakutenokuda) 2017年11月21日
「學天則」は1928年(昭和3年)に昭和天皇即位を記念して大阪毎日新聞が大礼記念京都博覧会に出品したロボットで、「天則」は「自然」を意味し、「學天則」は「自然(天則)に学ぶ」という意味を込めて命名された。頭上に設置されている機械仕掛けの鳥「告暁鳥」が鳴くと「學天則」は瞑想を始め、瞑想によってインスピレーションを得ると霊感灯が光って鏑矢(かぶらや)型のペンで閃いたこと文字に書くという動作をする。1992年に大阪市立科学館が小型のレプリカを制作し、2008年に大阪市が復元を実現した。
ガクテンソクへの改名
2021年11月6日、自身の単独ライブでコンビ名を漢字の「学天即」から「ガクテンソク」へと改名することを発表。
コンビ結成16年目となり、前年でM-1グランプリもラストイヤーとなったことから、新たなスタートを切るために改名を考えたという。姓名判断をしてみると漢字の「学天即」は地獄、カタカナの「ガクテンソク」は大吉だったようだ。
参考:学天即が「ガクテンソク」に改名、カタカナは大吉、漢字は地獄だった(コメントあり) – お笑いナタリー
またカタカナへと改名する際、吉本の社員から、別の名前への改名も勧められ、「クッキー&クリーム」「ミルクティー」といったコンビ名が提案されたが採用せず、「ガクテンソク」となった。
参考:学天即が「ガクテンソク」に改名!なんと候補には「クッキー&クリーム」や「ミルクティー」もあった!? | FANY Magazine