タブレット上の空論
読み : タブレットジョウノクウロン
「タブレット上の空論」は現代版「机上の空論」とも言える言葉。
「机上の空論」とは頭の中や計算など机の上だけで考えた、役に立たない考えや理論のこと。
タブレット上の空論の元ネタ
この言葉はTBS系列で放送されたドラマ『半沢直樹』第8話で用いられた台詞。
金融庁検査を前に模擬検査を行うことになった際、半沢を融資先である伊勢志摩ホテルの担当から外すために融資部次長の福山啓次郎が模擬検査を担当、半沢と福山の一対一の対決となる。福山啓次郎は「経営は人」という持論と「データが全て」という言葉から、検査の間も常にタブレットをいじりながらデータを元に半沢を追い詰めようとする。しかし、実際にはホテルの社長などに会っておらず、持論と矛盾しているところを突かれて半沢に敗れることとなる。
タブレットのデータだけで自身の理論を主張したことから、半沢が福山に対して言ったのが「あなたがおっしゃっていることは、机上の…いや、タブレット上の空論だ!」という決め台詞であった。