Linked Horizon
読み : リンクトホライズン
Linked Horizon(リンクトホライズン)はサウンドクリエーター・Revoによる音楽ユニット。Revoは音楽ユニット・Sound Horizonを主宰しており、ユニット名が似たLinked HorizonはRevoが他作品とのコラボする際のユニット名である。
初コラボ作品は2012年に発売されたニンテンドー3DS用ゲーム『BRAVELY DEFAULT』で、2013年にアニメ『進撃の巨人』の主題歌を担当。2013年の紅白歌合戦に出場することが決まり話題に。メディア露出がほとんどなく、生放送でのパフォーマンスは紅白が初めて。
Linked Horizonはリンホラ、Sound Horizonはサンホラと略される。
Linked Horizonの由来・意味
Linked Horizonというユニット名は主宰者のRevoのユニット・Sound Horizonから派生しており、「外の世界と繋がる」という意味が込められている。「Linked」は「繋がる」という意味の動詞「Link」の過去形・過去分詞形で「繋がる」を意味し、「Horizon」は「地平線、水平線」を意味する。
Sound Horizonは「幻想楽団」を冠することがあり、幻想的な物語を音楽的に表現し「物語音楽」を奏で、歌だけでなく詩、語り、効果音などで物語を描写する「組曲形式」のコンセプトアルバムを世に送り出している。全てのジャケットデザインはイラストレーターのYokoyanが手がけており、音楽だけでなくジャケットなど全ての要素で物語が解釈できるように作られているとのこと。楽曲や作品ごとに異なるメンバーを起用しており、歌手や奏者だけでなく声優、役者、ダンサーも起用している。
『進撃の巨人』のオープニング曲『紅蓮の弓矢』の冒頭のコーラスのドイツ語「Seid ihr das Essen ?Nein, wir sind der Jäger!」は「お前たちは食料なのか? いや、俺たちはイェーガー(狩人)だ!」という意味だと思われる。ドイツ語で「Jäger(イェーガー)」は「狩人」という意味で、歌詞カードには「獲物を屠る 狩人」と書いて「イェーガー」と歌っている。
Revoの由来・意味
Linked Horizon、Sound Horizonの主宰者であるRevoは、「Revolution(革命)」が由来となっている。年齢や本名は公開されていない。ファンからは「領主(様)」「国王」「国王陛下」と呼ばれている。Revoがゲスト出演した文化放送ラジオ『こむちゃっとカウントダウン』では、ゲストがなりたいポジションを発言するという習慣があり、「領主」という愛称はこのラジオが由来となっている。後にこむちゃファミリーネームは「領主」から「宇宙」になった。「国王」という愛称は、コンサートツアー『Roman 〜僕達が繋がる物語〜』のオープニングにて国王の戴冠式の演出をしたことからこう呼ばれるようになった。