少し、頭冷やそうか
読み : スコシ、アタマヒヤソウカ
「少し、頭冷やそうか」は平常心を失っていたり暴走している相手に対し、冷静になれという意味で発せられる言葉。
少し、頭冷やそうかの元ネタ
「少し、頭冷やそうか」はアニメ『魔法少女リリカルなのは StrikerS』にて、主人公の高町なのはが発したセリフが元ネタになっている。
第8話「願い、ふたりで」にて、高町なのはは訓練の一環として新兵のティアナ・ランスターとスバル・ナカジマのペアと模擬戦を行う。ティアナは任務中に亡くなった兄への想いや周囲への劣等感から強くなることに焦りを感じており、短期間で戦力をアップさせようとするあまり、模擬戦ではスバルと共に高町なのが指導したものと異なる危険な戦い方をする。そんな2人の戦い方に高町なのはは怒りを覚え、ティアナの魔力刃を素手で掴んで血を流しながら、以下のセリフを発する。
高町なのは:
おかしいなぁ・・・2人とも、どうしちゃったのかな・・・
がんばってるのはわかるけど、模擬戦は、喧嘩じゃないんだよ?
練習のときだけ言うこと聞いてるフリで、本番でこんな危険な無茶するなら・・・
練習の意味、ないじゃない・・・
ちゃんとさ、練習通りやろうよ
ねぇ・・・私の言ってること、私の訓練、そんなに間違ってる?ティアナ:
私は!もう、誰も傷つけたくないから!失くしたくないから!
だから・・・強くなりたいんです!!高町なのは:
少し、頭冷やそうか・・・
高町なのはは「少し、頭冷やそうか」と発した後、ティアナに向けてクロスファイアシュートを放ち、ティアナは撃墜される。「少し、頭冷やそうか」と言った時の高町なのはの表情は畏怖を覚えるほど冷たく、非常に印象深いシーンであるとして話題となった。このシーンのAAが作られたり「少し、頭冷やそうか…のガイドライン」が作られるなど、ネット上で広がりを見せたが、DVD版では作画が変更されており、高町なのはの表情が穏やかになっている。
また、「少し、頭冷やそうか」と高町なのはが発した直後、ティアナが発した「ファントムブレイザー!」が「パンツめくれぇ!」に聞こえるとして、こちらも話題となった。ただの空耳だが。
「少し、頭冷やそうか」の改変例
「少し、頭冷やそうか」は以下のようにセリフを改変されて使われることもある。
おかしいなぁ…どうしちゃったのかな,面接官
募集人数はわかるけど、採用試験は落とすためにあるんじゃないんだよ
求人票には良いこと書いてあるふりで、書類選考で学校差別するなら
求人票の意味、ないじゃない ちゃんと、求人票の通りやろうよ
ねぇ、私の言ってること
私の履歴書、そんなに間違ってる?
少し、頭冷やそうか……
おかしいなぁ…どうしちゃったのかな
頑張ってるのはわかるけど、試合は練習じゃないんだよ
ブルペンのときだけ好投してるふりで、マウンド上で炎上したら
リリーフの意味、ないじゃない ちゃんと、抑えようよ
ねぇ、私の言ってること
私の指摘、そんなに間違ってる?
おかしいなぁ…どうしちゃったのかな
仕事が大変なのわかるけど、結婚は遊びじゃないんだよ
家のときだけ愛想ふりまいて、外で浮気したり、派手に女遊びするなら
結婚の意味、ないじゃない
ねぇ、私の言ってること
私、そんなに間違ってる?
我慢して毎日優しい笑顔見せるのも、もう限界かな
少し、頭冷やそうか……
おかしいなぁ…どうしちゃったのかな
がんばってるのわかるけど、2ちゃんはお前の日記帳じゃないんだよ
ROMのときだけ言うこと聞いてるふりで、書き込みで無茶するなら
ROMの意味、ないじゃない ちゃんと、もう半年ROMろうよ
少し、頭冷やそうか……