UNCHAIN
読み : アンチェイン
UNCHAINは京都府出身の4人組ロックバンド。
谷川正憲(Vo&Gt)、谷浩彰(B&Cho)、吉田昇吾(Dr)は中学の同級生で、佐藤将文(Gt&Cho)は1年後輩。
UNCHAINの由来・意味
UNCHAINというバンド名の由来は3つある。
1つ目は板垣恵介のマンガ『グラップラー刃牙』シリーズに登場する「ミスター・アンチェイン(繋がれざる者)」の異名を持つビスケット・オリバ。ショットガンの弾丸にも耐えるほどの筋肉を持ち、囚人でありながら刑務所を自由に出入りし、刑務所内に豪華なスイートルームを持つ。主人公の範馬刃牙の父・範馬勇次郎が「地上最強の生物」と称されるのに対し、オリバは「地上最自由」と称される。
2つ目はアメリカの盲目のピアニスト、レイ・チャールズの『Unchain My Heart』。
3つ目はアンチェイン梶、ガルーダ・テツ、永石磨、西林誠一郎の4人のボクサーを映した豊田利晃監督のドキュメンタリー映画『アンチェイン』。アンチェイン梶というリングネームはレイ・チャールズの『Unchain My Heart』が由来となっている。
「Unchain」は「~を解放する、~の鎖を解く」という意味の英単語で、メンバーは人見知りであるため心の鎖を解き放つことで人見知りをなくそうぜという意味と、ジャンルの壁に囚われないという意味が込められている。バンド名の通り、UNCHAINはロックだけでなくジャズ、ソウルなどを融合したグルーヴィーなサウンドを奏でる。
谷川正憲:
ウチはUNCHAINと申しますけれども(笑)。漫画好きの方は『バキ』という作品をご存知かと思うんですが、それにアンチェインという人物が出てきまして。まあそれとは関係ないということにはしてあるんですけど(笑)、それと併せて、レイ・チャールズの「Unchain My Heart」。
もうひとつが『アンチェイン』っていう映画がありまして、他に『空中庭園』っていう作品とかも撮っている豊田利晃監督の映画なんです。
その『アンチェイン』というのが、アンチェイン梶という昔いたボクサーのドキュメントで。アンチェイン梶、というのがリング・ネームで一回も勝てなかったボクサーなんですけど、最後は精神的に追い込まれて引退していく話なんです。そのアンチェイン梶という名前も、レイ・チャールズの「Unchain My Heart」から取っていて。“心の鎖を解き放て”っていうことで、“ウチらはものすごい人見知りだなあ、心の鎖を解き放てよ” と、そういうことです。人見知りをなくそうぜ!っていう感じですね。
カバーアルバム『Love & Groove Delivery』ではYEN TOWN BANDの『Swallowtail Butterfly』、宇多田ヒカルの『Automatic』、斉藤和義の『歌いたいのバラッド』、スピッツの『ロビンソン』、久保田利伸の『LA・LA・LA LOVE SONG』、Jamiroquaiの『Virtual Insanity』などをカバー。
椎名林檎の『丸の内サディスティック』のカバー
岡村靖幸の『SUPER GIRL』(原曲は『シティーハンター2』エンディングテーマ)