圧倒的感謝
読み : アットウテキカンシャ
「圧倒的」は、他と比べ物にらないほどの勝っている様を表す言葉であるた、「圧倒的感謝」は、感謝の最上級と言っても過言ではない表現。反対に激しく後悔している時に使う、圧倒的後悔という言葉も。
→圧倒的後悔の元ネタ
Twitterでは圧倒的成長という使い方もよくされている。圧倒的成長も以下に説明する圧倒的感謝から派生した言葉と思われる。
圧倒的感謝の元ネタ – 意味
「圧倒的感謝」は福本伸行のマンガ『賭博破戒録カイジ』(第3章・欲望の沼)の第13巻・129話「満開」のワンシーンが元ネタになっている。
帝愛グループの総帥・兵藤和尊にティッシュ箱くじ引きで敗れたカイジは地上に出ることを許されない地下労働施設で強制労働させられることになり、そこで出会った6人の仲間たちと協力して資金を貯め、班長の大槻が主催するイカサマの地下チンチロリンで勝利して外出できるだけの資金を得る。仲間たちはカイジに全ての資金を託し、カイジはみんなを地下労働施設から救出することを約束する。
自身を含め6人全員を救出できるだけの資金を稼げる方法を探していたカイジは、帝愛グループの裏カジノにある1玉4,000円のパチンコ・沼に出会い、カジノで出会った坂崎と金貸しの遠藤と協力して沼で勝利し、7億2,910万円もの大金を手にする。
カイジが沼を打つ様子は特別に地下労働施設でもモニターで映され、カイジに資金を託した仲間たちはリアルタイムでカイジが沼で勝利するところを見ており、カイジの勝利=自分たちの救出が確定したため、「感謝・・・・っ!圧倒的感謝っ・・・・!」と心の中で叫んだ、というシーンである。
しかし、遠藤に借りた金は10分3割複利というありえない利息がついていたため、カイジの手元には6,153万円しか残らなかった。とは言え6,000万円でも大金であるため、地下の仲間と約束したものの、口約束であるため反故にしてバックレることもできたが、カイジは仲間たちと稼いだ金を6等分し、仲間たちを救出した。
その後、カイジはまたギャンブルに挑むことになるのだが・・・それはまた別のお話。