チンさむ(チンさむロード)
読み : チンサム(チンサムロード)
「チンさむ」とは、車で道路を走っていて急な落差で股間あたりが一瞬「ふわぁっ」となる現象を意味する。「チンさむロード」はその現象が起こる道のこと。
チンさむ(チンさむロード)の意味・由来
「チンさむ」という言葉は、フジテレビの『人志松本のすべらない話』のスピンオフ番組『人志松本の○○な話』で生まれた。
本番組のコーナーのひとつ「人志松本の好きなものの話」(2009年10月13日放送分)にて、松本人志が首都高渋谷出口を降りて左折した場所が急な坂になっていて、車で走った時に「キン◯マがふわぁってなる」という話をしたところ、野性爆弾のロッシーがその現象を地元では「チンさむって呼んでる」という話をぶっこんだ。
ここから車で走っていて急な落差でジェットコースターのように一瞬「キン◯マがふわぁっ」ってなる現象を「チンさむ」、その現象が起きる道路のことを「チンさむロード」と呼ぶようになった。
ロッシーの言う「チンさむ」は、チン○ンが寒くなる、つまり、縮こまるようなゾワッとする感覚ということなのだろう。
そして、宮川大輔が「チンさむ」が発生する道をロケバスに乗って体験する「チンさむロード」のコーナーもつくられ、「チンさむロード」という名称が定着した。
「チンさむロード」で使用されている曲は、60〜70年代に活躍した男性コーラスグループ・ハニー・ナイツの『オー・チン・チン』。作曲は小林亜星。
「chin‐chin」は英語で「乾杯」「こんにちわ」という意味があるのでそれかなと思ってしまうが、完全にアレのことである。
ちなみにハニー・ナイツは『妖怪人間ベム』『もーれつア太郎』『帰ってきたウルトラマン』などアニメの歌や、CM曲を数多く担当している真面目なグループ。
番組ホームページにはチンさむロードの地図と、以下のような注意書きが掲載されていた。チンさむロードを走行する際は、十分に注意していただきたい。
番組では交通ルール及び法定速度を遵守して撮影しております。チンさむロードに行かれる方は近隣の方々のご迷惑にならないようくれぐれもご注意の上、法定速度を守って運転してください。