怒りの撤退
読み : イカリノテッタイ
「怒りの撤退」とはプロ野球関連板で移籍選手の獲得に失敗した際等に使用される。
怒りの撤退の元ネタ
元ネタとなっているのは2007年オフのデイリー新聞の以下の記事
【虎 グライシンガー獲り怒りの撤退も】
阪神が、ヤクルトから自由契約となったセス・グライシンガー投手(32)の争奪戦に
関して、常識外のマネーゲームに発展した場合は即刻、撤退する方針を固めたことが
3日、分かった。球団は、あくまで同投手獲得を最大のヤマ場と位置づけて交渉に入るが、
一方で昨今の外国人選手争奪の相場が高騰する現状を異常事態と判断。球団幹部は
「ファンに失笑される補強はできない」と話し“抗議の撤退”も視野に入れた。
年総額7億…8億…ついには10億円と、グライシンガー獲得戦を前にウワサされる
相場は跳ね上がるばかりだ。
この日、兵庫県内で取材に応じた南球団社長は、グライシンガー側と近日中に交渉に入ることを
明かし「簡単にはあきらめません」とセ界最多勝右腕獲得に意欲を見せた。
ただし「バカなマネーゲームはしませんけどね」と微妙な言葉を付け加えた。
これ以降も阪神タイガースはFA移籍選手などの獲得に名乗りを挙げたとされるが、
その度に獲得には失敗、当然阪神が嫌われたのではなく、阪神側が「怒りの撤退」をしただけである。
グライシンガー以外にも黒田、福留、三浦、川上、清水、松井、岩村、杉内などの獲得についても怒りの撤退をしている