ギガが減る

読み : ギガガヘル

ギガが減る とは – 意味

「ギガが減る」とは、スマートフォンやタブレットで契約しているデータ通信量の残りが減るという意味である。
「ギガ」は情報の大きさを表す単位「ギガバイト(gigabyte)」のことで、「GB」と略記される。

ドコモ、ソフトバンク、auなどの携帯電話キャリアが提供しているスマホやタブレット向けのプランでは、利用可能なデータ通信量は「2GB」「5GB」「20GB」など、ギガで表している。
利用可能なデータ通信量を超えると通信速度が制限され、Webサイトを閲覧したりアプリを使ったり通信を伴う操作をする際に動作が遅くなってしまう。
契約しているデータ通信量の範囲内であれば通信制限はされず、データ通信量は月が変わるとリセットされる。

「ギガが減る」はこのデータ通信量の残りが減ることを意味している。
データ通信量を使い切ると通信速度が遅くなってしまうため、スマホやタブレットで快適にネット接続するためには契約しているデータ通信量の範囲内に抑える必要がある。
「ギガ」は単位なので「残りデータ通信量が減る」といった表現が正しいのだが、若者言葉として「ギガが減る」という表現が使われている。

ギガを買う

Wi-Fiに接続すればデータ通信量は抑えられるが、データ容量を追加購入できるサービスを提供しているキャリアもある。
たとえばauでは「データチャージ」というデータ容量を追加購入(「0.5GB」か「1GB」)できるサービスを提供しており、auショップやコンビニなどで購入できる「データチャージカード」を販売している。
データ容量を追加購入することを「ギガを買う」と表現する人もいる。
「ギガ」は単位なので正確には「データ容量を追加で買う」と表現するべきだが、そこは表現のひとつということで。

ちなみに『ドラえもん のび太の日本誕生』に登場する「ギガゾンビ」は「ギガバイト」が由来ではないと思われる。
映画が公開されたのは1989年でまだギガが一般的になっていない頃だから。
「ギーガー!」って言ってるけど、「ギガバイト」のことじゃないと思う。
もし「ギガバイト」が由来であったとしたら時代を超先どったネーミングである。
だがしかし、「ギガゾンビ」は23世紀の未来から来たのでなくはないかもしれない(ねーよ)。

映画ドラえもん のび太の日本誕生
映画ドラえもん のび太の日本誕生

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