同担 / 同担拒否
読み : ドウタン / ドウタンキョヒ
同担 / 同担拒否とは – 意味
同担とは、同じアイドルを応援するファン同士を意味する。
一方、同担拒否は好きなアイドルやキャラクターが同じ人とは絡みたくない、仲良くなれないという意味の用語。
もともと、ジャニヲタ(ジャニーズヲタク)の間では好きなメンバーを「担当」と呼んでいたのが始まり。
たとえば嵐の櫻井翔が好きなら「櫻井翔担当」というように、担当という言葉が使われる。
同じメンバーを好きな者同士を「同担」と呼ぶが、同担の人は受け付けないという意味で「同担拒否」という表現も使われるようになった。
ここから広がり、ジャニーズに限らず好きなアイドルやキャラクターを指して「担当」や「同担拒否」という表現が使われるようになった。
明確な定義はないが、「担当」は「推し」よりもファンの度合いが強い意味で使われることが多い。
同担拒否をする理由はそれぞれだが、主に独占欲の強さからくる。
自分だけがその人のいいところを知っていればいい、同担でも好きなところが違うとケンカになるから、自分の中のイメージを崩されたくない、といった理由があるようだ。
※これらの理由はあくまでもひとつの考え方であり、個人によって見解が異なります。
おそ松さんでも使われた「同担拒否」
アニメ『おそ松さん』の第一期、第17話「十四松まつり」にて「同担拒否」が使われた。
第17話「十四松まつり」は12のショートショートが収録された回。
「同担拒否」が使われたのはその中のひとつ「十四松とコミケ」での話。
お話の内容はこう。
ある日、チョロ松がコミケに遊びに行くと、十四松がBL(ベースボール)の同人誌を販売しているところを発見。
チョロ松が驚いていると、十四松は以下のようなBL(ボーイズラブ)とBLと(ベースボール)を絡めた同人誌をどんどん出してくる。
・キャッチャー総受け
・外角受けの変化球攻め
・早慶戦のカップリング
・リバ可(スイッチヒッター)
・スーパー攻め様(強打者をのけぞらせるためのインコース攻め)
※詳しい意味が知りたい方は個別に検索してください。
十四松が出してくるおかしなラインナップに一通りツッコんだチョロ松だったが、最終的には「スイッチヒッターちょうだい」と一冊購入することに。
ところが、十四松の口から出たのはこんな言葉だった。
十四松:
ごめん、ぼく同担拒否。チョロ松:
なんっだおまえ!!!
どうやら十四松はスイッチヒッター担当のようだ。
そして、このストーリーで十四松は腐女子用語に詳しいことが明らかに。
腐女子ならぬ腐男子。