マヂカルラブリー

読み : マヂカルラブリー

マヂカルラブリーは吉本興業所属のお笑いコンビ。ボケの野田クリスタルとツッコミの村上の二人によって2007年に結成された。
野田は15歳の時にTBS系のTV番組『学校へ行こう!』のお笑いインターハイという企画で優勝するなど若い頃から芸人として活動しており、当時18歳だった2004年のM-1グランプリでは3回戦まで進出している。マヂカルラブリーとして2017年のM-1グランプリで初の決勝進出を果たすも結果は最下位。特に審査員の上沼恵美子に酷評されたことでも話題に。野田はかなりのマッチョで筋肉芸人としても活躍している。

「マヂカルラブリー」M-1グランプリ2017(準決勝)

マヂカルラブリーの由来・意味

「マヂカルラブリー」というコンビ名については「意味はない」と話している。
2007年に客としてライブを見に来ていた村上が野田を見つけて声をかけコンビを結成したが、その時は即席コンビのつもりですぐ終わると思っていたので、二人が思いついた言葉をつなげた「マヂカルラブリー」という意味のないコンビ名となった。「マジカル」でなく「マヂカル」としたのはその方が検索した時に上位に来そうだから。現在では「マジカルラブリー」で検索してもトップに「マヂカルラブリー」のWikipediaが出てくる。

野田:もともと、即席のコンビのつもりで組んでいました。どうせすぐ終わると思っていたので、「マヂカルラブリー」というコンビ名も意味がないんです。
村上:お互いが思いついた言葉をつなげてマヂカルラブリーなんですけど、それが10年以上続いてしまってるんですよ。

参考:https://news.walkerplus.com/article/139589/

野田クリスタルの由来

2021年12月27日にテレビ朝日系列で放送された『国民5万人がガチ投票!テレビゲーム総選挙』の中で、野田クリスタルの「クリスタル」はゲームソフト『ファイナルファンタジー』が由来だと発言している。

ファイナルファンタジーⅢ』がランクインした際にVTRで出演。初めて遊んだゲームが「FF3」であり、ゲーム内に登場する「クリスタル」の思い出が強かったことから芸名が「野田クリスタル」になったと説明。さらに主人公が「光の戦士」であることと、自身の本名が「野田」であることも繋がっていると話している。

村上の由来

ツッコミの村上は実は芸名で、本名は鈴木崇裕(すずきたかひろ)。正式な芸名は『村上飛車角抜きで斉藤』とのこと。

もともとは「鈴木ぶっかけ」という芸名で活動をしていたが、野田と新しくコンビを組むことになった際、芸名も新しくしようという話になった。最初は野田が「斉藤とかでいいんじゃね」と適当に提案していたそうだが、マンガ『東京大学物語』が好きなので主人公・村上直樹からとって「村上」を芸名にしたそうだ。

これが本当の由来なのだが、村上は芸名の由来を聞かれた際にこの経緯を話しておらず、話す内容が毎回違っていた。以下の由来はどれも村上のその場しのぎで話したもので、本当の由来ではないとのこと。

・タカアンドトシ・タカの「鈴木崇大(すずきたかひろ)」と同姓同名(漢字は異なる)から
・しずるやフルーツポンチの村上など吉本では「村上」がたくさん売れてるから
・野田クリスタルという芸名に勝ちたいから

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