モイスチャーミルク配合です
読み : モイスチャーミルクハイゴウデス
「モイスチャーミルク配合です」はプロレスラー藤波辰爾の名言の一つ、かもしれないフレーズ。
藤波辰爾のモノマネの際などに使用される。
モイスチャーミルク配合ですの元ネタ
このフレーズは藤波辰爾が世に言う「飛龍革命」の時に言ったとされるものであるが、その発信源はお笑い芸人のユリオカ超特Qである。
1988年4月22日、沖縄で行われた新日本プロレス。飛龍革命はその控室での出来事。
試合後に藤波辰爾がアントニオ猪木に対して不満を爆発させ、お互いにビンタを食らわせ合い、藤波はなぜか自身の髪を切り出すという事件である。
この件の詳細については割愛するが、この藤波と猪木のやり取りの中で、滑舌の悪い藤波がさらに何を言っているのか聞き取れない部分がある。
猪木が「あ?やれるのか本当にお前!?」と言った後に藤波にビンタをかます。同時に「やりますよ!」と言い返し、藤波も猪木にビンタをやり返す。
その直後の藤波の言葉が非常にわかりづらい。
何度聞き直してもよくわからない藤波の言葉であるが、これを解き明かしたのがユリオカ超特Q。
2010年1月に放送されたアメトーーク「俺たちのゴールデンプロレス」で取り上げられたのがこの飛龍革命。
プロレス好き芸人の一人として知られるユリオカ超特Qは中でも藤波辰爾のものまねを得意としており、「日本で一番繰り返し見ている」と豪語する飛龍革命について熱く語る。
そして例の何を言っているのかわかりづらい部分について「僕なりに答えは見つけた」と言い、その答えが「モイスチャーミルク配合です」というものだったのである。
その後、同じくプロレス好き芸人である有田哲平(猪木役)と飛龍革命を再現。
有田は藤波が「モイスチャーミルク配合」の髪を切ろうとするから猪木が「(モイスチャーミルク配合の髪を切るのは)待て待て待て」と言ったんだとユリQの説に乗っかるのであった。
こちらはユリオカ超特QとGたかしによる飛龍革命の再現動画。
もちろん本当に藤波辰爾が「モイスチャーミルク配合です」などと言っているわけはなく、あくまでもユリオカ超特Qの持ちネタのようなもの。
実際のところ藤波は「ほっといてください、俺のこと!」と言っているそうだ。