シャケ(栃煌山)
読み : シャケ
シャケとは
相撲に関する話題で目にする「シャケ」という言葉。
この「シャケ」というのは大相撲力士の「栃煌山」のあだ名の一つで、主にインターネット上でこのように呼ばれている。
シャケの由来
栃煌山がシャケと呼ばれるようになったきっかけは2009年3月場所。
前頭2枚目だったこの場所、12日目に当時関脇だった把瑠都との取り組みにおいて、把瑠都に釣り上げられてしまい抵抗することができず、そのまま土俵の外に出されて黒星を喫してしまう。
これを見ていたNHK大相撲中継の解説・元横綱北の富士が栃煌山の不甲斐なさに「足をバタバタするとかもっと抵抗しないと。シャケじゃないんだから…」と苦言を呈した。
シャケというのは鮭のこと。なぜ無抵抗の栃煌山を鮭に例えたのかは不明。
このようにネットでは栃煌山=シャケと呼ばれているが、もともとは苦言から生まれた言葉だったものの現在では愛称のようになっている。
相撲中継中の実況スレでは鮭にちなんだワードが書き込まれることもあり、栃煌山が格上の相手に勝利した場合などは、弱者が強者に噛み付いたという意味合いで、鮭が熊に噛み付いているという一般的な熊の木彫りとは逆状態の木彫りの画像が貼られる。