ガーリッシュナンバー
読み : ガーリッシュナンバー
ガーリッシュナンバーのタイトルの意味・由来
『ガーリッシュナンバー』というタイトルは、「少女らしい」という意味の「Girlish(ガーリッシュ)」と、「けばけばしい」という意味の「Garish(ガリッシュ)」の2つの英単語が由来である。原作者の渡航氏によると、「ガーリッシュ」には、「少女らしさ」と「けばけばしさ」の両方の意味が含まれているという。
それを示すために、タイトルの英表記は、「gi(a)rlish」と括弧つきの(a)が書かれている。これは、「girlish」と読めるし、「garish」とも読めるという狙いがあるようだ。
※正確には、(a)の表記で読むと「garlish」になるので、「l」を省いて読む必要がある。
原作者の渡航氏は、『ガーリッシュナンバー』のロゴの(a)について、ナタリーのインタビューで以下のように回答している。
Q:「ガーリッシュ ナンバー」のロゴにある(a)は、どのような意味が込められているのでしょうか?
A:「ガーリッシュ」は英語表記ですと、少女らしいという意味のgirlishと、けばけばしいという意味のgarish、2つありまして、この作品はどっちの意味も内包しているのではないかと。
少女らしい可愛さの中にもなにか潜んでいたり、あるいはその逆もありえたり……、そんなお話にできればいいかなと思って、つけられております。たぶん。
「Girlish(ガーリッシュ)」と「Garish(ガリッシュ)」のダブルミーニングを主人公の烏丸千歳に当てはめてみると、「見た目はかわいいが性格はクズな新人声優(公式より)」というキャラは、まさに二面性を体現しているといえる。
千歳の同期の久我山八重も、「天然のあざとさが一部女性から嫌われている」と公式のキャラ解説に書かれているように、見た目のかわいさとの二面性を持つ。千歳からも腹黒と思われているが、本人は気づいていない。
ガーリッシュ ナンバー / Amazon Prime Video
タイトルとキャラ名の関係
『ガーリッシュナンバー』の主要キャラには、みな名前に数字が入っている。おそらく、これがタイトルの「ナンバー」の由来なのだろう。
千歳らが所属するナンバーワンプロダクション、および事務所の代表である難波(なんば)社長の名前は、「ナンバー」が由来のネーミングとなっている。
烏丸 千歳 → 千
烏丸 悟浄 → 五
久我山 八重 → 八
片倉 京 → 京(10の16乗、億の次の単位)
苑生 百花 → 百
柴崎 万葉 → 万
桜ヶ丘 七海 → 七
九頭プロデューサー → 九
十和田アシスタントプロデューサー → 十
難波(なんば)社長 → ナンバー
松岡 重三 → 三
河原 睦美 → 六?
これは偶然だと思うが、千歳の声を担当する千本木 彩花の名前にも「千」が含まれている。
作中に登場する「勝ったなガハハ」の元ネタ解説もどうぞ。
→勝ったなガハハの元ネタ