ひこにゃん
読み : ヒコニャン
ひこにゃんは滋賀県彦根市のマスコットキャラクター、いわゆる『ゆるキャラ』の火付け役的な存在
彦根城築城400年を記念したイメージキャラクターであり、戦国時代の兜をかぶった白いネコである
ひこにゃんの由来
「ひこにゃん」という名前は一般公募から選ばれた愛称で、『彦根』と猫の鳴き声である『にゃん』を組み合わせたものであることはさすがに誰でも想像が付く。
しかし、なぜ彦根と『猫』なのか。
これは江戸時代、彦根藩の二代目藩主『井伊直孝』が江戸郊外にある豪徳寺というお寺でにわか雨にあい、木の下で雨宿りをしていたところ、寺の門前で白い猫が手招きをしたため近寄っていった。その直後に雨宿りをしていた木に雷が落ちたため、この白猫に命を救われたという伝説がある。この事から彦根と縁があるということで白猫がマスコットとして採用された。
この白猫の手招き伝説は福を呼ぶとされる『招き猫』の発祥だとも言われている。
赤い兜は井伊家の部隊シンボルである『赤備え』という軍装から来ている。『井伊の赤鬼』として恐れられたという。
また、ひこにゃんはスタッフの知人から「なにあのモチみたいなの」と言われてことから、公式ブログなどでは『モチ』と呼ばれている。