ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん
読み : ネダルナ、カチトレ、サスレバアタエラレン
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」は自分の求めるものはねだるのではなく、自分の力で勝ち取る努力をしなさい、という意味の格言である。
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」の元ネタ・意味
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」はアニメ『交響詩篇エウレカセブン』内のセリフが元ネタとなっている。
第2話「ブルースカイフィッシュ」で主人公のレントン・サーストンはリフボードで空を飛ぶ際、小さい頃に姉・ダイアンから聞いた「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」という言葉を思い出し、「アーイ キャーン フラーーーイ!!!」と叫びながら、初めてリフで空を飛ぶことができた。この格言は父のアドロック・サーストンが最後に家を出た時に姉のダイアンに遺した言葉である。
今までリフで空を飛ぶことができなかったレントンが、父の遺した言葉を力にしてリフを成功させた。そして、リフで空を飛ぶことができたレントンは心の中でこう叫び、難易度の高い技・カットバックドロップターンを成功させた。
待ってちゃダメだ、ねだってちゃダメだ、俺は今・・・勝ち取りに行くんだ!!!
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」の元ネタの元ネタ
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」はエウレカにおけるオリジナルの格言であるが、『新約聖書 −マタイによる福音書(マタイ伝)』の7章7節に記されている以下の言葉を元ネタにしていると考えられる。
求めよ、さらば与えられん
探せよ、さらば見つからん
叩けよ、さらば開かれん
この言葉は「神に祈り求めなさい、そうすれば神は正しい信仰を与えてくださるだろう」という意味である。
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」とは少し意味のニュアンスが異なっているが、与えられるのを待つのではなく、自分から求めて動くことが大事であるという意味では、言わんとしていることは同じである。
ゲッコーステイトのリーダー・ホランドも師であるアドロック・サーストンからこの言葉を聞き、大事にしていた。