ぷるんぷるん天国(ぷる天)
読み : プルンプルンテンゴク
「ぷるんぷるん天国(ぷる天)」とは、なぜか口に出して言いたくなる言葉。「ぷる天」と略されることも。
ぷるんぷるん天国(ぷる天)の元ネタはアニメ「SHIROBAKO」
「ぷるんぷるん天国」の元ネタは、アニメ『SHIROBAKO』の劇中に登場するアニメの作品名。
『SHIROBAKO』は架空のアニメ制作会社・武蔵野アニメーションを舞台としたオリジナルアニメ。『ぷるんぷるん天国』(略称:ぷる天)は、武蔵野アニメーションのアニメ監督・木下誠一が過去に手掛けた作品である。
『ぷるんぷるん天国』は、低予算と厳しいスケジュールの中で制作されたため、作画崩壊や3度も総集編を放送するなど、いろいろやらかしてしまった。特に第9話での作画崩壊は伝説となり、ネット上(作中)では「ぷるキュー(ぷるんぷるん天国の第9話の略)」と呼ばれたりしている。
ほかには、「ぷるキューライン」「ぷるキュー越え」といった作画崩壊アニメを指すネット用語も。アニメ制作の現場では、作画が崩れることを「ぷるんぷるんしちゃう」と表現するなど、揶揄する言葉として使われているそうだ。「ぷるんぷるんしちゃう」と聞くとエッチな意味を想像してしまうが、作中では「ぷるんぷるん」=「作画崩壊」と認識されているとのこと。
ネットでは大荒れで、公式サイトのコメント欄には罵詈雑言が多数書き込まれる。さらに、DoS攻撃をくらってサイトが停止し、イベントでもやらかして散々な結果に。『ぷるんぷるん天国』は、悪い意味でアニメ業界で伝説となり、監督の木下誠一はしばらくテレビアニメから干されたそうだ。
(ここまで、すべて作中のお話)
余談だが、木下誠一の容姿はアニメ監督の水島精二がモデルとなっている。
これが伝説の『ぷるんぷるん天国』作画崩壊シーン
現実のアニメでも作画崩壊は起きている。『夜明け前より瑠璃色な 〜Crescent Love〜』で描かれたキャベツ、『ロスト・ユニバース』のヤシガニなどが有名。
キャベツとヤシガニは別記事で詳しく解説。