悪魔のリドル
読み : アクマノリドル
『悪魔のリドル』は高河ゆん(原作)と南方純(作画)によるマンガで、2014年4月~6月までアニメが放送された。
ミョウジョウ学園の10年黒組に集められた12人の女子高生の暗殺者が、1人の女子高生の暗殺を狙うというストーリー。
悪魔のリドルの意味・由来
『悪魔のリドル』の「リドル(Riddle)」は「なぞなぞ」という意味で、本作品には「riddle story of devil」という英表記が用いられている。「riddle story(リドル・ストーリー)」は物語の形式の1つで、作中で示された謎に対して意図して答えを与えない、または結末を伏せる形で終わる物語を指す。謎は提示するものの、答えを明示しないことで読者それぞれに結末を想像させる。伏線を回収しないまま打ち切りになった作品はリドル・ストーリーには該当しない。
公式サイトの各話解説は問1、問2、問3・・・という表記を用いており、各話タイトルは「第一問 世界は□□に満ちている」「第二問 胸の中にいるのは?」「第三問 赤いのに赤くないのは?」などクイズ形式になっている。
作中では私立17学園の教師であるカイバ先生が主人公の東兎角(あずまとかく)に対し、タイトルと同じクイズをメールで送っている。
※タイトルとカイバのメールが送られた回が一致しないものもある
●各話タイトル
第一問「世界は□□に満ちている」
第二問「胸の中にいるのは?」
第三問「赤いのに赤くないのは?」
第四問「突然やってきて、帰ることのないものは?」
第五問「籠の鳥を外に出すには?」
第六問「綺麗な花には□□がある」
第七問「永遠に追いこせないものは?」
第八問「嘘つきの門番はどちら?」
第九問「胸の中にいるのは?(追試)」
第十問「女王はだれ?」
第十一問「「祝(ことほぎ)」と「呪(のろい)」の見分け方」
第十二問「故に、世界は□□に満ちている」
●カイバのメール
第1話「世界は□□に満ちている」
第3話「赤いのに赤くないのは?」
第5話 「籠の鳥を外に出すには?」
第7話「永遠に追いこせないものは?」
第9話「嘘つきの門番はどちら?」
第10話「女王はだれ?」
第11話「卒業問題。故に、世界は□□に満ちている」
※第7話の次回予告にて、カイバは「天国の門と地獄の門。その前には2人の門番が立っている。1人は真実しか言わず、もう1人は嘘しか言わない。チャンスは1度だけ。天国の門を選ぶためにはさて、なんと質問すればいい?」という問いかけをしている。
カイバは第2話で「こんな問題に答えなんてあるわけねえ。正解があるとしたら他人の言葉。お前から絶対に出てこない言葉なんだよ」、第11話で「あんなの正解なんてねんだぞ。答えがあるとしたら、兎角、お前の中にしかねえ。掘り起こせ全力で」と兎角に対して発している。
「riddle story」は答えがない物語であるため、カイバが出すクイズにも答えはないのだろう。