夏への扉

読み : 第24話(エウレカAO)夏への扉

アニメ「エウレカセブンAO」
第24話『夏への扉』(最終話)

『夏への扉』の元ネタ・由来

タイトルの元ネタはアメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインのSF小説『夏への扉(The Door into Summer)』。日本で根強い人気を持つSF小説。主人公の愛猫のピートは冬になると家のいくつものドアを開け、どこかにあると信じる”夏への扉”を探しはじめる。
“冷凍睡眠により未来で目覚める主人公”、”未来から過去へのタイムトラベル”、”過去の変更”といったテーマを持つ作品で、愛猫ピート、親友の娘・リッキーを過去に残してきた主人公が過去に戻ろうと奮闘する。

エウレカは時間の中をさまよい、レントンは未来から過去へ、そして過去で生まれたアオ。スカブが過去に遡り、シークレットもスカブを追って過去へと時間を遡る。過去~未来の時間を行き来する最終話の一連のストーリーと、小説のテーマが一致していることから、これまでのタイトルのような楽曲が元ネタではないが、本小説が元ネタであると考えられる。

作曲家/SF作家の難波弘之の同名曲があるが、これは上記の小説『夏への扉』をモチーフにした曲作曲は山下達郎、作詞は吉田美奈子。
歌詞には小説に登場する猫・ピートの名前が使われており、サビの「リッキー ティッキー タビー」というフレーズも小説の登場人物名前で、主人公のダニエルの親友の娘を指している。山下達郎も自身のアルバム『RIDE ON TIME』でこの曲を歌っている。

→ エウレカセブンAO各話タイトル・元ネタ曲まとめ
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