Esso(エッソ)
読み : エッソ
Esso(エッソ)はエクソンモービル有限会社のガソリンスタンドブランドの一つ。
アメリカのエクソンモービル社を親会社として日本では1893年から営業を開始しているエクソンモービル・ジャパングループ
全国的にガソリンスタンドを展開しており、ドトールコーヒーやセブンイレブンを同敷地内に併設するタイプの店舗もある。
Esso(エッソ)の由来
「Esso(エッソ)」というブランド名は「Eastern States Standard Oil(米国東部州のスタンダード・オイル)」の頭文字という説と、「Standard Oil」の略称「SO」を読み替えたもの「エスオー」→「エッソー」→「エッソ」という説がある。
米国東部州のスタンダード・オイルという意味で使われていたが、スタンダード・オイル・トラストが分割され各社に与えられた商標「SO」と混同するということでアメリカでは現在使用されていない。「ESSO」の代わりとして考えられたのが「Energy Corporation」の略である「Enco」であったが、「エンコ」は日本におけるエンジントラブルを意味するため、日本法人からの反対でボツに。その後「ESSO」という響きから「EXXON」が考案され社名も「EXXON(エクソン)」とした。しかし「エクソン」には「クソ」という言葉が含まれているため日本では使われず結局「ESSO」を使用し続けることとなった。米国では「Exxon」である。
なお、エクソンモービル社の他の二つのブランド「モービル」「ゼネラル」については、「モービル」はライト兄弟が有人飛行にも使用したという潤滑油の「モービロイル」が変化したもの、「ゼネラル」は「ゼネラル物産」が作ったもの。