小岩井乳業
読み : コイワイニュウギョウ
小岩井乳業は日本の大手乳業メーカー。
岩手県にある小岩井農場を母体としており、現在はキリンホールディングスの子会社となっている。
小岩井乳業の由来
「小岩井」というのは地名と思われがちですが実はそうではない。
母体となっているのは岩手県にある「小岩井農場」、明治時代にこの小岩井農場の創始者となったのは当時鉄道庁長官だった井上勝。東北線施設工事の視察で訪れた際に荒地だったその土地を見て、ここに大規模な農場を建設しようと考えたのだという。
そして1891年に日本鉄道会社副社長だった小野義眞、三菱社社長の岩崎彌之助の協力によって農場が作られた。
感の良い方ならおわかりかもしれないが『小岩井』という名称は小野、岩崎、井上の3人の名字から取られている。
小岩井農場の近くにある小岩井駅という駅名もやはり地名ではなく、小岩井農場ありきの名称となっているのである。