イルミネーション、排気ガス、そしてあふれる、人…人…人…

読み : イルミーネーションハイキガスソシテアフレルヒトヒトヒト

イルミネーション、排気ガス、そしてあふれる、人…人…人…の元ネタ

これは明石家さんまの黒歴史とも言えるフレーズである。

1993年7月に放送されたフジテレビの24時間テレビ。この年は北野武と逸見政孝司会の『平成教育テレビ』として放送されたが、この番組の中のワンコーナーとしてたけし、タモリ、さんまのBIG3によるクイズコーナーがあった。

そしてその中で、さんまにまつわるクイズとして、さんまが過去にリリースした歌の歌詞がクイズとして出題された。


まずはさんまのファースト・アルバムから「大都会」と「魅せられて」が流され、その歌の下手っぷりがテレビで晒されるという辱めを受ける。

そして、その後クイズとして出題されたのが、「ウイスキーコーク」という楽曲の歌が始まる前に流れる台詞部分。この台詞部分の冒頭部分が「イルミネーション、排気ガス、そしてあふれる、人…人…人…」である。

ウィスキー・コーク

若気の至りとも言えるこのあまりに恥ずかしすぎるポエムに、さんまは「勘弁してくれ」を連呼するが、たけしとタモリは繰り返し「イルミネーション、排気ガス」といじり倒し、スタジオでも何度も音源が流されるのであった。たけしも言っているように「人…人…人…」の部分の「」がなんとも言えない。

このクイズコーナーの後、有名な「さんまの車解体」へとつながっていくこともあって、このBIG3のやりとりは非常に多くの視聴者の心に残っており、20年以上経った現在でも、さんまと言えばこのフレーズを連想するという人は少なくない。

Twitterではさんまの番組を見てこのフレーズをつぶやく人や、都会の人混みやイルミネーションの画像を添えてつぶやく人もいる。元ネタを知らない人が見ると、ダサいポエムにしか見えない。

ちなみに、ポエムの部分だけで肝心の曲はほとんど取り上げられないが、この「ウイスキーコーク」という曲は矢沢永吉のカバーで、ものまね(?)も披露されている。

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