バレンタインデー
読み : バレンタインデー
バレンタインデーは毎年2月14日に行われる愛の誓いの日。
日本では女の子が男の子にチョコレートを贈り想いを伝えるのが一般的な認識だが、欧米では男女どちらからという決まりはなく恋人や親しい人に花やケーキを贈る。
バレンタインのお返しの日であるホワイトデーは欧米にはなく、日本、韓国、台湾、中国などでみられる独自の習慣。
【目次】
バレンタインデーの由来・起源
バレンタインデーの起源は西暦3世紀のローマ帝国の時代にまで遡り、名称はキリスト教司祭の聖ヴァレンティヌ(ヴァレンタイン)に由来する。バレンタインデーとなるまでの由来を3つの逸話に沿って解説する。
1.ルペルカリア祭
当時のローマでは元々2月14日はローマ神話に登場する女性の結婚・出産を守護する女神・ユノの祝日であり、翌日の2月15日には豊年を祈願する「ルペルカリア祭」が行われていた。祭りの前日(2月14日)に未婚の女性たちの名前を紙に書いておき、翌2月15日に未婚の男性がその紙を引いて紙に書いてある女性と祭りの間はパートナーとして共に時間を過ごすという習慣があった。それがきっかけで結婚するカップルも多かったようだ。
2.聖ヴァレンティヌ
当時のローマ皇帝・クラウディウス二世は結婚することで兵士が戦争に出たがらない、士気が下がるという理由で婚姻を禁止してしまった。そんな状況の中、キリスト教司祭・聖ヴァレンティヌは密かに兵士を結婚させていたが、それが皇帝の耳に届きローマ国教への改宗を迫られたが拒否したため投獄され、聖ヴァレンティヌは269年2月14日に処刑されたと伝えられている。
3.バレンタインデーの誕生
時は496年にまで進み、教皇ゲラシウス一世は風紀が乱れるという理由から「ペルカリア祭」を禁止した。その代わりにキリスト教の殉職者であり、200年前の2月14日に殉教した聖ヴァレンティヌを祀る日としたと言われている。
元々は「ペルカリア祭」の前日、ユノの祝日であった2月14日は、恋人たちを助けたヴァレンティヌにちなんだバレンタインデーになったとされている。
EX.バレンタインカードの始まり
ヴァレンティヌは獄中で目の不自由な女性看守と出会い、目が見えるように祈ると彼女の目が見えるようになったと伝えられている。ヴァレンティヌは処刑される前に彼女にあてて
「From Your Valentine(あなたのヴァレンティヌより)」と書いた手紙を渡し、それがバレンタインカードの始まりになったと言われている。
チョコレートを贈る習慣
バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は19世紀のイギリスで始まったとされている。チョコレート会社のキャドバリー社が1868年に美しい絵がセットになったチョコレートボックスを発売し、バレンタインデーに恋人への贈り物として使われたことが広まっていったと言われている。
つまり、バレンタインデーとは?
1.ゲイリー・マーシャル監督による2010年の公開の映画
2.男の子は用事もないのに放課後まで無駄に居残る日。
3.モテない男子には辛い日。
4.バレンタインなんてなければいいのにと思いつつも微かな希望を捨てられない日。
5.元千葉ロッテマリーンズ監督のボビー・バレンタインを思い出す日。
6.ブラックデーに参加するための前フリ
※ブラックデーは韓国で4月14日に行われる記念日で、バレンタインデーでチョコをもらえなかった人・あげられなかった人が黒い服を着て集まり韓国風のジャージャー麺・チャジャンミョンを食べる日。