Gotye
読み : ゴティエ
Gotye(ゴティエ)はオーストラリア出身の男性シンガーソングライター。
インディー・ポップバンド・The Basicsのメンバーとしても活躍。
Gotyeはアーティスト名で、本名はWouter De Backer(ウーター・デ・バッカー)。
ベルギーで生まれ、2歳の時にオーストラリアに移住。
第55回グラミー賞でシングル曲『Somebody That I Used To Know』が最優秀レコード賞、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞を、アルバム『Making Mirrors』が最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞を受賞。
Gotye(ゴティエ)の由来・意味
Gotyeというアーティスト名は、彼が子どもの頃に母に呼ばれていたGaultierという愛称に由来する。Gaultierはフラマン語で本名のWouter(英語ではWalter)に該当する名前で、スペルを変えてGotyeというアーティスト名に。
Gotyeは出身はオーストラリアだがベルギー生まれであり、彼の母はフランス語を話すことから、Wouter(Walter)に該当するGaultierという愛称で呼ばれていた。
GaultierのスペルはGauthierやGautierなどがあり、日本語では「ゴルチエ」と表記されることが多いが、カタカナ表記だと「ゴティエ(ゴチィエ)」に近い発音になるようだ。
※フラマン語はベルギーとフランス北東部で使われるオランダ語で、ベルギーではフランス語と並ぶ公用語として使用されている。
Gotye:
My mom was a French-speaker, so once in a while when I was younger, she used to call me “Gaultier” as a pet name.
母がフランス語を話すのだけど、小さいころは僕のことを”Gaultier”と呼んでいたんだ。
※「pet name」は「愛称」を意味する。ペットの名前ではない。
引用:GOTYE, BEYOND THE BASICS(Interview)
グラミー賞受賞曲『Somebody That I Used To Know』