LINKIN PARK

読み : リンキン・パーク

LINKIN PARKはロサンゼルス出身のオルタナティヴ・ロックバンド。
ロック、メタル、ヒップ・ホップを融合した日本でいうミクスチャーロックバンド。
ヒップヒップ界の大御所・Jay-Zとのマッシュ・アップ作品『Collision Course』を2004年にリリースし、全米初登場1位を獲得。

ヴォーカルのチェスター・ベニントンは2017年7年20日、自宅で死亡しているのが見つかった。

この日は同年5月17日に自殺した元サウンドガーデン、元オーディオスレイブのヴォーカルであり、チェスターの親友であったクリス・コーネルの誕生日であった。

Hybrid Theory

元々Hybrid Theory(ハイブリット・セオリー)というバンド名で活動していたが、同名のバンドが存在していたため改名することに。

ヴォーカルのチェスターが住んでいたサンタモニカの公園「Lincoln Park(リンカーン・パーク)」に改名しようと思ったが、既にドメインが取得されていたため、同じ発音の「LINKIN PARK」に改名した。

※日本の発音では「Lincoln」は”リンカーン”だが、正しい発音は「líŋk(ə)n(リンカン/リンキン)」。

『Hybrid Theory』の由来

もうお分かりかと思うが、デビューアルバムの『Hybrid Theory』はLINKIN PARKの前のバンド名が由来となっている。

『Hybrid Theory』は「雑種説」を意味する。
「hybrid」は異なるモノを2つ以上組み合わせることを意味し、「theory」は「理論、説」を意味する。

現在までに2,000万枚以上売り上げた、2001年にアメリカで最も売れたアルバム。
同アルバムからの2ndシングル『Crawling』は、グラミー賞の「ベスト・ハード・ ロック・パフォーマンス部門」を受賞。

『Home Sweet Home』

アメリカ南東部を襲ったハリケーン・カトリーナの被害救済チャリティー企画としてMotley Crue(モトリー・クルー)が『Home Sweet Home』を再レコーディング。
ヴォーカルのチェスター・ベニントンもレコーディングに参加し、CDの売上げは被災者へ贈られた。

Music For Relief(ミュージック・フォー・リリーフ)

Music For Reliefは2004年の東南アジア地域がスマトラ島沖地震の被災地救済のために赤十字の協力の元、LINKIN PARKが設立した基金団体/非営利団体。
LINKIN PARK自身も10万ドルを寄付している。
「Relief」は「救済」を意味し、「Music For Relief」は「救済のための音楽」という意味がある。

2010年1月に起きたハイチ地震の際には、Music For Reliefから『Download To Donate For Haiti』をリリースし、公式サイトでは募金と引き換えに無償ダウンロードを可能とし、被災地救済のための活動を行なっていた。

そして2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震では、チャリティーコンピレーション・アルバム『Download to Donate:Tsunami Relief』のための楽曲『Issho Ni』を提供。
『Issho Ni』はエレクトロで構成された美しいインスト曲。
B’zも同アルバムに『Home』の英語バージョンを提供している。

Music for Relief公式サイト

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