犯人はヤス
読み : ハンニンハヤス
「犯人はヤス」とは、犯人はヤスであるというそのままの意味の言葉。いわゆる「ネタバレ」の代名詞的存在であり、推理もののドラマ等の実況でよく使われる。「ヤス」と名の付く人が何かやらかした際に使用されることもある。
「犯人はヤス」の元ネタ
これは1983年にエニックスからPC-6001用として発売され、1985年にファミコン版が発売された『ポートピア連続殺人事件』が元ネタとなっている。
ドラゴンクエストシリーズを生んだ堀井雄二のデザインしたアドベンチャーゲームで、結論から言えばこの作品の犯人が「ヤス」という人物なのである。
ヤスとは「間野康彦」というボス(プレイヤー)の部下でありパートナー、ゲームの進行役でもあり、その人物が犯人であるという意外な結末なのである。
『日本一有名な犯人』とも言われるヤスであるが、ゲーム内で実際に「犯人はヤス」という台詞が出てくるわけではない。
このフレーズが広まったのは当時のラジオ番組『ビートたけしのオールナイトニッポン』
たけしがこの番組内で同ゲームを実況するという企画を行ったが、その中で「こいつ(ヤス)が犯人なんじゃねえの?」という発言をしたことから広まったとされている。
ちなみにこの放送は1986年の1月30日、そしてこの年の12月10日にかの有名なクソゲー『たけしの挑戦状』が発売されている。
[ポートピア連続殺人事件]最速クリアした動画