マリオ256W
読み : マリオニヒャクゴジュウロクワールド/ニーゴーロクワールド
マリオ256Wとは?
マリオ256Wとはファミコンソフト『スーパーマリオブラザーズ』のバグ面を意味する。
通常状態ではプレイできない全部で256種類のワールド(面)が出現することから「256W」「256ワールド」、または「アンダーカバー」と呼ばれる。
『スーパーマリオブラザーズ』は通常は8ワールド(8面)しかないが、発売当初9面に相当するワールド9-1があるという情報が出現し、その後9-1のみならず256種類ものワールドがあることが判明。イレギュラーな操作によって256Wを発生させる方法がいくつかあるが、宝島社の『バグボーイスペシャル』で紹介された別のファミコンソフト『テニス』を使った256Wの出現のさせ方が有名。
やり方はこちら→ワールド256(テニス使用)
※故障する可能性があるので自己責任でお願いします
256Wのほとんどはまともにプレイできなかったりクリアできないものばかりで、地上ステージなのに水中になっている、操作が出来ず勝手に進んで行く、ノコノコが天井を歩いている、ピーチ姫がピノキオのセリフを言うなど通常状態にはないステージや演出が多数登場する。
※最初に256Wはバグ面であると解説したが、プロデューサーの宮本茂氏は「ノイズ」であると発表している。
ディスクシステム用ソフト『スーパーマリオブラザーズ2』では1~8までの全てのワールドをワープゾーンを使わずにクリアすると、ワールド9が出現する。地上ステージなのに水中になっているなど、256Wを意識したかのような特殊なステージとなっている。
-1面
通常ステージに入る際「WORDL 1-1」のように表示されるが、通称-1面(マイナス1面)と呼ばれているステージはステージの番号がなく、「WORLD -1」と表示される。ハイフンがマイナスに見えることから-1面と呼ばれているわけだが、実際には「-1」の前にスペース(空白)があり、マリオでは36番目のグラフィックが空白であるため、-1面は36-1(36面)に相当する。
-1面へ行くには1-2のステージで地上へと続く土管の上にあるブロックを一番右端のみ残す。残したブロックの横を体当たりするとマリオが壁に吸い込まれ、その先の土管に入ると-1面のステージ画面が現れる。-1面は7-2と同じステージだが、進んだ先にある土管に入ると最初に戻るため、永遠にクリアすることはできない。