ゆうべはおたのしみでしたね
読み : ユウベハオタノシミデシタネ
「ゆうべはおたのしみでしたね」は漢字で書くと「昨夜はお楽しみでしたね」。ここで言う「お楽しみ」とはアレのことである。
【目次】
ゆうべはおたのしみでしたねの元ネタ・意味
「ゆうべはおたのしみでしたね」というフレーズはRPG『ドラゴンクエストⅠ』の宿屋の主人のセリフが元ネタである。竜王に誘拐・監禁されていたローラ姫を助けだした後、宿屋にローラ姫と一緒に泊まると、翌朝宿屋の主人に「ゆうべはおたのしみでしたね」と言われる。ローラ姫と一緒に宿に泊まった勇者がナニをしていたのかは想像にお任せする。
本田翼主演のMBSドラマ「ゆうべはお楽しみでしたね」のタイトルも、このドラクエⅠに登場するセリフが元ネタである。
![ドラクエ1のゆうべはおたのしみでしたね](https://moto-neta.com/wp/wp-content/uploads/997f8ffc8330e8ff94e89e6417ce9761.png)
「ドラクエⅠ」の「ゆうべはおたのしみでしたね」
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31XpvE4X%2BtL.jpg)
スーパーファミコン版の「ゆうべはお楽しみでしたね」
ファミコン版では全てひらがな表記だったが、スーパーファミコン版(以下SFC版)では「ゆうべはお楽しみでしたね」と少し表記が変わっている。
SFC版では新たなイベントが追加され、ラダトームの町娘に声をかけると「おにいさんってちょっとステキな人ね。私ついていっちゃおうかしら。」と宿まで付いてきてしまう。そのまま町娘と宿に泊まると、宿屋の主人から「ゆうべはお楽しみでしたね」と言われる。よく見るとSFC版では女主人になっている。
勇者よ、あなたはナニをしているのだ・・・
![ゆうべはおたのしみでしたね](https://moto-neta.com/wp/wp-content/uploads/c95af74b535d7865ec4fee6b5d380b90.png)
![スーパーファミコン版のゆうべはおたのしみでしたね](https://moto-neta.com/wp/wp-content/uploads/ff093717f42779ecc9cdf7dd35924e69.png)
スーパーファミコン版の「ゆうべはお楽しみでしたね」
※ローラ姫を連れて町娘に声をかけると3人で宿に泊まることもできる。3人で泊まると「3人でおたのしみでしたね」と言われるという情報もあるがこれはガセネタ。3人で泊まっても「ゆうべはお楽しみでしたね」と言われるだけである。さすがに「3人でおたのしみでしたね」はアダルトすぎるだろう。
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51UUk9wgvfL._PV1_CR12,10,285,481_SX170_.jpg)
スマートフォン版の「ゆうべはお楽しみでしたね」
スマートフォン版『ドラクエⅠ』でも町娘を宿に連れて行くことはできるのだが、翌朝は「おはようございます。ではいってらっしゃいませ。」と言われるだけである。スマートフォン版ではハッキリと女主人であると分かる。
![スマートフォン版のゆうべはおたのしみでしたね](https://moto-neta.com/wp/wp-content/uploads/dd55cf2166f7a33bf8fa5c57c784243c.png)
スマートフォン版の「ゆうべはお楽しみでしたね」
ローラ姫を連れて行くと「ゆうべはお楽しみでしたね」と言われる。ローラ姫と町娘の3人で泊まっても「ゆうべはお楽しみでしたね」と言われるが、町娘だけではこのセリフは言われないようだ。
![ローラ姫・ゆうべはおたのしみでしたね](https://moto-neta.com/wp/wp-content/uploads/b2ff1fc03c69f8c3150fee09942b974a.png)
ローラ姫を連れて行った時の「ゆうべはお楽しみでしたね」
パフパフもちゃんとある(マイラの村)。ムフフ
![マイラ村・ぱふぱふ](https://moto-neta.com/wp/wp-content/uploads/f72090047a63bc1aaeff3bae91e91f40.png)
マイラのムラでの「ぱふぱふ」
昨夜はお楽しみでしたね?
ライトノベル『のうりん』の第1巻で主人公の畑耕作が愛するアイドル・草壁ゆか(ゆかたん)を幼なじみの中沢農(みのり)にビッチ呼ばわりされた挙句、「どーせイケメン俳優と『昨夜はお楽しみでしたね?』に決まっとるわ、たーけー!」と罵倒されるくだりがあるが、言わずもがな「ゆうべはおたのしみでしたね」が元ネタである。