非公式RT（非公式リツイート）とは、Twitter公式のリツイート機能を使用しない非公式のリツイートの方法で、Twitterの公式機能ではないため、手動で引用元のツイートをコピー、またはTwitterクライアント・アプリを使用してリツイートを行う。公式RTではリツイートにコメントがつけられないため、リツイートにコメントをつけたい場合は非公式RTを使用する。

■公式RTの方法
公式RTは、ツイートの下部にあるリツイートボタンをクリックすることにより、他人のツイートをそのまま自分のタイムラインに投稿することができる機。公式RTはワンクリックでリツイートができるが、コメントはつけられない。

公式RTはフォローしているユーザーのページで非表示に設定することができる。そのユーザー自身のツイートのみ表示させたい場合に設定しておくと、そのユーザーのリツイートがタイムラインに流れなくなる。

■非公式RTのやり方
非公式RTは公式の機能ではないので、公式RTのように簡単にリツイートできるボタンはなく、手動で引用元のツイートをコピーし、「返信」機能を使って行う。

①リツイートしたいツイートの下部にある「返信」ボタンをクリック

②引用元のツイートの文をコピーし、貼り付ける

③引用文の前に「RT」（と半角スペース）を加える。

④「RT」の前にコメントを入力する。

公式RTは原文そのままリツイートするので改変の可能性はないが、非公式RTはツイートの引用に加え、自身のコメントを添えるため、140文字以下という文字数の指定があるTwitterでは文字数が足らなくなり、引用文の一部が削られることがある。また、手動でリツイートするため改変される場合もあるのが非公式RTの問題点である。改変されていると元々のツイートにたどり着くのが困難になる場合があり、非公式RTの内容が間違っているとデマの拡散につながりかねない。

非公式RTは「返信」機能を使用するため、リプライ欄に表示されて確認がしやすいが、非公式RTで会話しているユーザーがいた場合、ユーザーと関わりがなくとも発信者に届いてしまう。このような理由から、非公式RTを嫌う人も多い。