ハッシュタグ
読み : ハッシュタグ(Hash Tag)
ハッシュタグとは、SNSにおいて言葉やキーワードの前に「ハッシュ記号(#)」を付けたラベルを意味する。TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSの投稿に使用することで何に関する投稿であるのかを示すために用いられ、特定のハッシュタグのついた投稿を検索して一覧表示させることができる。
例えばTwitterでエディ・マーフィに関するツイートをする場合、ハッシュタグに「#エディ・マーフィ」と付ける(投稿時は前後に半角スペースを入れる)など、投稿内容に関係したハッシュタグを付ける。ハッシュタグの数に制限はないが、Twitterの投稿は140文字の文字数があり、ハッシュタグも文字数に含まれるため、制限なくハッシュタグを付けられるというわけではない。
※「#」は英語圏では「ハッシュ」と読まれることが多く、日本では音楽の「♯(シャープ)」と似ていることからシャープ記号と呼ばれることが多いが、「♯(シャープ)」は横線が斜めであるのに対し、「#(ハッシュ)」は縦線が斜めであるためシャープとは異なる記号である。
ちなみに電話に使われているのは「♯(シャープ)」ではなく「#(ハッシュ)」ではないが、音声ガイダンスでも「シャープを押してください」と案内されるなど、一般的にシャープとして認識されている。正確にはシャープではない。
ハッシュタグを付けるメリット
ハッシュタグを付けることによって、投稿に対する他のユーザーの反応が上がるとされている。SNSによって最適なハッシュタグの数が異なり、Twitterは1〜2個が最適で、Instagramでは11個ハッシュタグを付けると最も反応が高まるとされる。
Facebookは逆にハッシュタグを付けると反応が悪くなるという調査結果もあり、Facebookはハッシュタグを付けない方が良いとされるなど、SNSによってハッシュタグの効果が異なる。