バッファ

読み :  バッファ(Buffer)

バッファとは、「緩衝(かんしょう)=物体と物体との間に入って衝撃を和らげること」を意味する言葉。IT用語としては、コンピュータが処理速度を補うために使うデータを一時的に記憶する場所や領域をバッファ(バッファ領域)と呼ぶ。処理速度やプログラミングではデータを一時保存しておくための変数名として「buffer」「buff」「buf」などが使われることがある。

バッファはビジネス用語としても使われており、ビジネスシーンではスケジュールや在庫などの「余裕を持たせる」という意味で使われる。バッファは本来は「緩衝」という意味だが、IT用語としての一時的に保存・蓄えるだけの余裕があるという意味から「余裕を持たせる」という意味に変化したと考えられる。

ビジネスシーンでは本来の「緩衝」という意味ではなく「余裕を持たせる」という意味で使われるため、「スケジュールにバッファを持たせて」=「スケジュールに余裕を持たせて」、「在庫のバッファはあるか?」=「在庫に余裕はあるか?」と解釈する。




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