エイジハラスメント
読み : エイジハラスメント
エイジハラスメントとは、企業内で年齢(エイジ)を理由にした中高年者への嫌がらせ・差別行為を意味する。企業内だけでなく、一般社会における中高年者への年齢差別、または年齢に関係なく、年齢を理由とした嫌がらせや差別をエイジハラスメントと呼ぶ。
※「Harassment(ハラスメント)」は「嫌がらせ」「(相手を)苦しめること」という意味
エイジハラスメントは略してエイハラと呼ばれ、内館牧子が『エイジハラスメント』というタイトルで小説化し、ドラマ化された。同小説では30代女性が会社で受けるエイジハラスメントに奮闘するという内容。
企業内のエイジハラスメントは、管理職についていない中高年社員を無視するといった嫌がらせや、長年勤務しているOLに対する言葉によるセクハラなどが該当する。若い社員に対して、若さを理由に嫌がらせするのもエイジハラスメントとなる。仕事の特性で年齢制限が必要ないにも関わらず、若い年齢制限を設定して採用募集をかけるのもエイジハラスメントと捉えられることがある。
父親を家族みんなで無視したり、高齢の家族に対する嫌がらせも家庭内のエイジハラスメントとされる。高齢の家族に対しては無理やりベッドに縛り付けたり、無理に口に食事を運ぶなど、身体的なエイジハラスメントが問題視される。