リクルーター
読み : リクルーター
リクルーターとは、企業の採用活動において人事担当者の補助業務を行う社員を意味する。
出身大学の後輩、企業説明会の参加者、エントリーシートの提出者などに声をかけ、個別に連絡したり会ったりするなど、企業側から優秀な学生にアプローチする役割を担う。
リクルーターは就活生と年齢が近い若手社員が担当することが多く、出身大学の後輩と面談をする際はリクルーターとは名乗らずOB社員と名乗るなど、実際の面談よりもフランクに行われる。
リクルーターから学生にコンタクトをとるのは、優秀な人材の囲い込みや内定辞退を防止する目的がある。
企業側は選考開始時期前に選考をスタートしたいという考えもあり、リクルーター制度を活用して採用活動を行っている。
リクルーター制度 / リクルーター面談
こうしたリクルーターによる採用活動はリクルーター制度と呼ばれており、人材確保のために導入する企業が増えている。
リクルーターによる面談をリクルーター面談と呼んでおり、企業の面接室ではなく、カフェや喫茶店などで行われることが多い。
リクルーター面談は面接という名目では行われないし、会社のことや仕事のことを教えるといったフランクな面談ではあるが、実際には一次選考を兼ねているなど学生の対応が見られているので身だしなみや振る舞いには気を遣うべきである。
就活生はマンツーマンでリクルーターがつく=採用で有利になると考えるため、リクルーター制度の利用を希望する就活生が増えている。
リクルーターからのコンタクトがあれば採用に有利に働く可能性があるし、リクルーターを見てどんな会社か判断する材料にもなる。
基本的にリクルーター制度は企業側が優秀だと判断した就活生に声をかける。
リクルーターは選考開始時期前に動き始めるため、プレエントリー、企業説明会など早い段階でリクルーターによる選考が始まっていると考えた方が良い。