買い手市場 / 売り手市場
読み : カイテシジョウ/ ウリテシジョウ
就職活動における買い手市場とは、「買い手」=「企業」が優位な状況を意味する。
買い手市場だと人手が充分に足りているため求人数が少なく、求人倍率が高いことから求職者は就職に苦戦する。
反対に人手不足で求人数が多く、「売り手」=「求職者」が優位な状況を「売り手市場」と呼ぶ。
売り手市場の場合は人材を求めている企業が多いため、求職者は就職先の企業を選ぶ自由度が高くなる。
企業にとって売り手市場の状況になると、企業同士が少ない人材を争奪する状況となるため、優秀な人材を確保するのに苦労する。
消費市場において物品を購入する側を「買い手」、売る側を「売り手」と呼ぶ。
これになぞらえ、就職活動においては給与という支払って採用する側=「企業」を「買い手」、自分という人材を企業に売り込む「求職者」を「売り手」と呼んでいる。