CTR(クリック率)
読み : シーティーアール(クリックリツ)
CTRとは「Click Through Ratio」の略で、日本語で「クリック率 / クリックスルー率」を意味する。インターネット広告において広告がクリックされた割合を示すもので、広告がクリックされた回数をインプレッション(広告が表示された回数)で割って算出する。
CTR = クリック数 ÷ インプレッション
例えば広告を掲載したページが1,000回表示された中で、広告が10回クリックされたとしたら10 ÷ 1,000でCTRは0.01=1%となる。CTRが高いほどユーザーが広告に反応していることになるため、CTRが高い広告は費用対効果の高い広告とされる。
ポータルサイトのCTRは0.05~0.1%とされており、ターゲットが絞られていない、またはリピーターが多いサイトではCTRが低い傾向にある。
専門性の高いサイトほどコンテンツにマッチした広告を掲載してユーザーの興味を引きやすく、Google AdSenseなど検索連動型広告においてもコンテンツに適した広告が表示されやすい。そのため、専門性が高い方がCTRが高くなる傾向がある。
例えばリフォームサイトで住宅関係の広告が表示されるなど、サイトに関連する広告だとクリックされやすいためCTRが高くなる。しかし、リフォームサイトで美容の広告が表示されてもサイトとは関係ないため、サイトとマッチしていないユーザーの興味を引きにくい広告はクリック率が低くなる。