ネイティブ広告
読み : ネイティブコウコク
ネイティブ広告とはWEBサイトやブログで記事のような体裁で表示される広告で、アドバトリアル(記事広告)やタイアップ広告などを意味する。ネイティブ広告という言葉自体、まだ定義が明確にされていないため曖昧な部分があるが、TwitterやFacebookなどのSNSで活用されるスポンサー広告もネイティブ広告に当てはまるとされている。
ネイティブ広告はWEBサイトのデザインや構成に合わせる(自然に溶け込ませる)という手法を用いるため、通常の記事との区別がつきにくいが、記事として充実しているという点に特徴がある。
オンライン広告ではPRやスポンサードリンクといった文字で一目で広告と分かるように記事と区別することが多いが、広告であることがユーザーに分かると警戒されるため、広告であると認識しづらいネイティブ広告が注目を集めている。
ネイティブ広告はオンライン広告の成果を上げるには有益な手法だが、記事との区別がつきにくいため規制すべきであるとの声もある。
また、Googleは記事広告=記事(コンテンツ)と広告が混在させたページはGoogle Newsから遮断するという措置を取っているため、Googleがどう判断するかがひとつの壁になるが、広告であるかどうかではなくコンテンツが有益かどうかで判断するユーザーも多いため、コンテンツがマッチしていればネイティブ広告であるかどうかは気にされない可能性が高い。しかし、コンテンツと広告がマッチしておらず炎上したケースもあるため、ネイティブ広告の使いドコロには注意が必要。