そもそも論
読み : ソモソモロン
「そもそも論」とは、物事の原点に立ち返って論じることを意味する。
議論が長引くことと往々にして論点がずれてしまうことが多く、そもそも何を目的とした議論であるか見失ってしまう場合がある。
そういった時に「そもそも論として〜」と投げかけることで問題の原点に立ち返る、あるいは蒸し返すのがこの言葉の狙いである。
「そもそも」は「元来」という意味で、根本を指す時に使う言葉である。
「そもそも論」は物事の原点に立ち返るための思考法・論法を指す言葉として使われる場合と、「そもそも論として〜」「そもそも論から言えば〜」といったような論じる際に使われる場合の2種類がある。
そもそも論の使い方
「そもそも論として、この企画にそれだけの予算が出るのか?」
「そもそも論ですが、どうしてこの企画を立ち上げたのですか?」
「そもそも論から言えば、取材をするならアポを取っておくのが常識じゃないか?」
「そもそも論として、スイカは果物じゃなくて果菜だからな」
「そもそも論として、男女でかわいいの定義は違う」