百里ある
読み : ヒャクリアル
「百里ある」とは、理屈に大いに納得していることを示す表現。
理屈や道理にかなっていることを意味する「一理ある」を百倍にした表現で、「一理ある」よりも理解度が高いことを示す。
主にネットで使われる表現で、相手の意見や考えが非常に理にかなっている時などに使う。
「一理」は道理にかなっていることを意味する言葉で、上位表現としての「百里」という表現があるわけではない。
反対に、全く納得できないことに対しては「百里ない」と表現することもある。
正確には「一理ない」という表現はないが、納得できないことを示す「一理ない」を上回る表現として「百里ない」が使われる。
長さの単位としての「里(り)」は、日本では1里=約3.927km、中国では1里=500mとなっており、日本と中国では長さの解釈が異なる。
「母をたずねて三千里」を日本の長さで換算すると、三千里 × 約3.927km = 11,781kmとなる。
約12,000km、とんでもない距離である。