Windows 8
読み : ウィンドウズ・エイト
Windows 8はMicrosoftが開発したパソコン用のOS(オペレーティング・システム)で、Windows 7の後継OSにあたる。2012年10月26日に一般販売を開始。
開発コードは商品名と同じ「Windows 8」。前バージョンのWindows 7は同様に開発コードと商品名が同一であった。
Windows 8の特徴であるユーザーインターフェイスの名称/コードネームは「Metro」であったが、商標の問題から「Modern UI」に改められた。旧名称の「Metro」は読みやすさを重視したロンドンの地下鉄(メトロ)の標識をデザインの基準にしたことが由来となっている。Microsoftは地下鉄の標識を「モダン」であると評していることから、「Modern UI」に改められたと考えられる。「Modern UI」によって新しくスタート画面が追加されたため、これまでのWindowsシリーズにあったスタートメニューが廃止された。
Modern UIはWindows 8公式萌えキャラ「窓辺ゆう・窓辺あい」の由来にもなっている。
Windows 8の由来・意味
Windows 8の名称は7番目のバージョンであるWindows 7に続く8番目のバージョンであることが由来となっている。1.0/2.0/3.1/95,98/2000,XP/Vista/7の順に数えると8番目に該当する。開発コードをそのまま商品名として採用。Windows 7の由来記事でも解説しているが、正確には8番目のバージョンにはならない。Windows 7の内部バージョンが6.1であるため、Windows 8は正確にはバージョン6.2である。内部バージョンは6.2だが、8番目のクライアント向けのメジャーリリースとしているため、MicrosoftはWindows 7の後継OSとしてWindows 8と命名している。
Windows 8ではロゴのデザイン変更が行われた。これまでのシンボルは旗が描かれていたが、直線的に窓を描いた水色一色のシンプルなデザインに変更された。
また、Microsoftのロゴも25年ぶりに改められ、4つの四角が描かれただけのシンプルなデザインとなった。これは「マイクロソフトの多様な製品ポートフォリオ」を表しているそう。Segoe(シーゴ)フォントを使用。
【その他のWindowsの由来】
→Windows XP
→Windows Vista
→Windows 7