BABYMETAL
読み : ベイビーメタル
BABYMETALはアミューズ所属の3人組のアイドルメタルユニット。
BABYMETALはアミューズの選抜メンバーで結成されたアイドルグループ・さくら学院のメンバー3人によって重音部として派生したユニットで、「アイドルとメタルの融合」をコンセプトに2010年に結成。
アイドルとメタルという異色の組み合わせが話題となり、1stアルバム『BABYMETAL』が全米ビルボード総合チャートにランクインするなど日本のみならず海外でも人気を博している。
【目次】
BABYMETALの由来
BABYMETALというユニット名は、音楽のジャンルのひとつであるHeavy Metal(ヘヴィーメタル)が由来で、「BABY」でかわいらしさを、「METAL」で激しさを表現しており、「新しいメタルが誕生する」という願いも込められている。BABYMETALのプロデューサー・KOBAMETAL(小林啓)が命名。
※ヘヴィーメタル(ヘヴィメタ)は激しくテンポが早い曲が多く、ギターの速弾きなどテクニカルな演奏がみられるのが特徴。代表的なヘヴィメタバンドはMetallica(メタリカ)、Megadeth(メガデス)、Slipknot(スリップノット)、聖飢魔II、SEX MACHINEGUNSなど。
KOBAMETAL:「ヘビーメタル」をもじった「BABYMETAL(ベビーメタル)」というネーミングは“お告げ”によって降りてきたものだが、“BABY”でかわいらしさ、“METAL”で激しさをわかりやすく示すことができ、また「新しいメタルが誕生する」という願いも込めて採用した。
引用:異色メタルアイドル「ベビーメタル」はなぜ人気? “仕掛け人”を直撃!
BABYMETALというユニット名の通り、楽曲はメタルの激しさとアイドルのポップさを兼ね備えている。
『ギミチョコ!!』はTHE MAD CAPSULE MARKETS(マッド・カプセル・マーケッツ)の上田剛士が楽曲を提供。
キツネサインの元ネタ
BABYMETALが使用している指でキツネを表現するキツネサインは、メタルでよく使われるメロイック・サインが元ネタ。メロイック・サインは人差し指と小指で悪魔のツノを表現しており、コルナ(Corna)と呼ばれるジェスチャー(コルナはイタリア語で角を意味する)。
ヘドバンの意味
BABYMETALのインディーズ2ndシングル『ヘドバンギャー!!』の「ヘドバン」は、「ヘッドバンギング」の略である。「ヘッドバンギング」は頭を上下に激しく振る動作で、メタルのライブでよく行われる。「ヘドバン」は首に負担がかかる動作であるため、やり過ぎには注意。
『ヘドバンギャー!!』のPVに登場、および初回限定で+ヘドバン養成コルセットが付属しているのは、X JAPANのドラマー・YOSHIKIが激しいドラミングによって椎間板ヘルニアを患い、ライブ中に首にコルセットを巻いていたことが元ネタ、というより尊敬の念を込めたオマージュとなっている。