Grateful Days
読み : グレイトフル・デイズ
『Grateful Days』はDragon Ash featuring ACO,ZEEBRA名義の楽曲。
Dragon Ashにとって5枚目のシングルにあたり、アルバム『Viva la revolution』に収録されている。
同曲でバンドとして初となるオリコンチャート1位を獲得。
![Grateful Days](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/G/09/ciu/90/d6/e8a8a1909fa0d38d92c4e110.L._AA200_.jpg)
『Grateful Days』の元ネタ・サンプリング
『Grateful Days』で使用されている印象的なフレーズは、The Smashing Pumpkins(スマッシング・パンプキンズ)の楽曲『Today』のギターフレーズが元ネタ。
「Grateful」は「感謝して、感謝すべき」を意味する形容詞で、『Grateful Days』は「感謝すべき日々」という意味がある。
イギリスのJemという女性アーティストが『Grateful Days』をサンプリングしている。
サビを聴くと歌詞は違うがメロディは確かに『Grateful Days』。
ドラゴンボール芸人による替え歌カバーソング『Battleful Days』。
ベジータ芸人のR藤本が作詞しているが、ドラゴンボール用語を使うだけでなく、きっちり韻も踏んでいる。
『Grateful Days』以降のKjとZEEBRAの関係
Kj(降谷建志)は尊敬してやまなかったZEEBRAと『Grateful Days』で共演を果たしたわけだが、シングル『Summer Tribe』あたりからKjはZEEBRAのフロウやスタイルを真似るようになる。『Summer Tribe』のPVを見るとヘアスタイルやフロウは完全にZEEBRAを意識したものであることが分かる。
Kjにしてみれば尊敬するZEEBRAに近づきたいという気持ち、HipHopを体現したいという想いがあったのだと思うが、ZEEBRAはパクリであるととらえたようだ。
ZEEBRAはKjの模倣が加速するにつれ曲中でDis(ディス)るようになっていった。
あからさまにDisったのはZEEBRA率いるキングギドラの楽曲『公開処刑』では、”覚悟決めるのはおめぇだケージェイ“”おめえのグレートフルデイズも今日まで“と明らかにKjをDisる内容となっている。
“この前のアワードの会場じゃ 生じゃどうしようもねえもんな“の箇所は2002年のMTVアワードを指している。
MTVアワードで会ったのを最後に両者は疎遠になり、『公開処刑』を聴いたKjは相当なショックを受けたようだ。
『公開処刑』以降はZEEBRAの真似はやめ音楽性も変化しており、ZEEBRAは自伝書の中で以降の音楽性は「オリジナリティーがあって良い」と語っている。ZEEBRAとKjは和解する日が来るのだろうか。