花 -a last flower-
読み : ハナ - ラストフラワー -
『花 -a last flower-』はアニメ『惡の華』のエンディング曲。
東京スカパラダイスオーケストラの元リーダーであったASA-CHANGのソロユニット・ASA-CHANG&巡礼の楽曲。
サンプリングした不思議な声で「花が咲いたよ」と語られる、独特の世界観のある曲。
アニメ『惡の華』は実写で撮った映像をトレースしてアニメ化するロトスコープという手法が用いられている。
『花 -a last flower-』の原曲
『惡の華』のエンディング曲の『花 -a last flower-』の原曲はASA-CHANG&巡礼の楽曲『花』。本曲はASA-CHANG自身がアニメのためにセルフリアレンジした楽曲である。
元SUPERCARのフルカワミキ(現・LAMA)、ボアダムスのYOSHIMI、MUTE BEATのこだま和文、ロマンポルシェのロマンポルシェ。のプンクボイ(ロマン優光)が朗読した声をサンプリングして構築している。原曲で声と同時に鳴っている音はインドの打楽器・タブラ。
※ASA-CHANGの由来は本名の朝倉弘一(あさくらひろかず)から。朝ちゃん→ASA-CHANG
原曲の『花』。声を歌ではなく音として使った独特の世界観を持つ本曲は海外でも高く評価され、坂本龍一がNHKの番組『爆笑問題のニッポンの教養』で紹介した。
セルフリアレンジ版の『花 -a last flower-』は怖いと話題に。部屋を暗くして聴くべからず。セルフリアレンジ版は原曲にあるストリングスがないため、怖いという印象が強くなったのかもしれない。
6月26日に本曲とOP曲などが収録されたコンセプトEPが発売に。
『惡の華』の作中で仲村佐和が言った「クソムシが」というセリフは作者が妻に言われた言葉が元ネタ。
詳しくは別記事で解説→クソムシが