『もう恋なんてしない』のモデル
読み : モウコイナンテシナイ
『もう恋なんてしない』は槇原敬之の5枚目のシングル。
日テレ系ドラマ『子供が寝たあとで』の主題歌。
『もう恋なんてしない』のモデル
『もう恋なんてしない』は、プロデューサーでキーボディストの本間昭光の失恋話がモデルになっている。
本間昭光はポルノグラフィティ、いきものがかりなどのプロデュースを手がける著名なミュージシャン。
当時、本間は大きな失恋をし、そのことを槇原に話すと「どんなエピソード?」と聞かれ、話し終えると「本間ちゃんが元気になる曲作るよ」と言ってできたのが『もう恋なんてしない』。
紅茶のありかが分からなかったり、歯ブラシが2つ並んでいたり、彼女あての郵便物が届いたり、といった歌詞は本間の実体験をもとにしている。
『もう恋なんてしない』は槇原の経験ではなく、本間の経験から生まれた名曲なのだ。
本間さんが「もう恋なんてしない!」って言ったかどうかは分からないけどね。
槇原からはイントロの冒頭部分のキーボードをグリッサンド(滑るように弾く)してくださいとの要望を受け、それに応えるように弾いたそう。
大失恋をした本間はその痛みを表現するかのように両手でグリッサンドしたとのこと。
通常は片手で充分だが、両手でやるとはなかなかの気持ちの込めよう。
※この話は2017年9月24日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』で語っていた。