中二美夫
読み : アタルフミオ
中二美夫はマンガ『ドカベン』に登場する江川学院の投手
2年春の甲子園、準々決勝にて明訓高校と大戦、山田太郎を5打席全て敬遠するも、
最終的には殿馬の秘打「回転木馬」で敗れる。
中二美夫の由来
中二美夫の名前には元読売ジャイアンツの投手『江川卓』が関係する。
まず在籍する高校名が『江川学院』であることからそれは明らかであり、
そのまま「江川」と江川卓の出身高校「作新学院」を合わせたものである。
そして名字の「中」は江川卓の実弟である『江川中(あたる)』
名前の「二美夫」は江川の父である『江川二美夫』から
ちなみに江川卓本人の名前の由来だが、江川の父が麻雀好きだったため、
麻雀卓の「卓」から命名されたのが兄、そして麻雀牌の「中」から命名されたのが弟。
江川中を由来とするキャラクターとして他には
「キン肉マン」のキン肉アタル
「うる星やつら」の諸星アタルなどがいる
江川学院の謎
江川学院と明訓高校は2年春の甲子園で対決するわけだが、
春の甲子園出場校はその前の関東大会によって選出される。
しかし、作中で描かれた関東大会には江川学院は出場していないのだ。
江川学院は栃木県の高校だが、関東大会には栃木県代表として大山高校が出場している。
作者の単純なミスなのだろうが、強引な解釈として、
「21世紀枠を先取りしていた」
「関東大会に出場していた他の高校が全て出場辞退した」
「御大だから」
などが考えられている。