66兆2000億

読み : ロクジュウロクチョウニセンオク

「66兆2000億」は自信がある時にベットする賭金の金額
「はらたいらさんに3,000点」のような定番の金額として用いられる。

66兆2000億の元ネタ

この数字はマンガ『幽遊白書』の登場人物・左京の台詞が元ネタ。

コミックス6巻で登場した雪女の雪菜を捕え金儲けを目論む宝石商の垂金権造。その雪菜を救うべく主人公の浦飯幽助と桑原和真が垂金の屋敷へと救出に乗り込む。

二人の侵入者があったことで垂金はその侵入をも金儲けに利用しようと、BBC(ブラックブッククラブ)のメンバーに声をかける。BBCは金持ちが集まって個人間でのギャンブルをしようという集まり。そしてその中の一人が左京であった。

垂金は自分が雇った妖怪達と侵入者のどちらが勝つのかをメンバーに賭けさせる。メンバー達が妖怪の勝ちにかける中左京一人だけは侵入者である浦飯達の勝利にベット。最初の勝負では他の者が2億円などの賭金なのに対して左京はいきなり50億をかける。さらに次の勝負でも侵入者に200億。いづれも左京が勝利する。

そして最後の勝負、戸愚呂兄弟VS侵入者で左京が言った台詞が「侵入者が勝つ方に66兆2000億」である。この金額は当時の日本の国家予算と同じ金額であり、その後左京は「出せなくはないだろう…あんたの財産全部しぼり出せばなんとでもなるはずだ」と言い放つ。国家予算と同じ金額を用意できる垂金がむしろすごい。結果はご想像の通りである。

ちなみに後に放送されたアニメ版では「72兆3500億」とその時の国家予算に台詞も変更されている。現在では日本の国家予算は90兆を超えている。

《こちらのネタもどうぞ》

マンガ・アニメ・音楽・ネット用語・なんJ語・芸名などの元ネタ、由来、意味、語源を解説しています。

Twitter→@tan_e_tan