ドメスティックな彼女
読み : ドメスティックナカノジョ
「ドメスティックな彼女」(略称:ドメカノ)は、流石 景(さすが けい)によるマンガ。2019年1月よりアニメ化。
「ドメスティックな彼女」は、「家庭内の彼女」という意味
「ドメスティック(Domestic)」とは、「家庭的な」「家庭内の」という意味である。タイトルの「ドメスティックな彼女」は、直訳すると「家庭内の彼女」という意味。
「ドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)」という言葉から、「暴力的な彼女」と解釈してしまう人もいるようだが、「ドメスティック」には「暴力的」な意味は含まれていない。「バイオレンス(Violence)」が「暴力」という意味である。
このことは作者も懸念していて、単行本1巻のカバー下でこのような説明書きをしている。
「ドメスティックな彼女」って響きが物騒な感じする人もいるみたいですが
「ドメスティック=家庭内の」って意味なので、こーいうバイオレンスな漫画ではないですよー
流石景
カバー下には、「こーいうバイオレンスな漫画」のイメージとして、夏生と陽菜がSMプレイをしている様子が描かれている。よだれ玉をした夏生とムチを持った陽菜が絡み合っているイラストなのだが、「ドメスティックな彼女」というタイトルを勘違いして、こーいう危険な関係を想像してしまった方もいるかもしれない…。
「家庭内の彼女」と「家庭的な彼女」では、意味が異なるわけだが、作者が「ドメスティック=家庭内の」と説明していることから、本作のタイトルは「家庭内の彼女」と解釈するのが正しいだろう。
主人公の高校男子が父親の再婚で義姉と義妹ができ、両方と関係を持ってしまう、という内容からも、「ドメスティックな彼女」=「家庭内の彼女」という意味で付けたと思われる。