逆に考えるんだ
読み : ギャクニカンガエルンダ
「逆に考えるんだ」は行き詰まった時、物事を反対側の視点から捉えて活路を見出すための助言。
逆に考えるんだの元ネタ
「逆に考えるんだ」はマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部ファントムブラッドの主人公ジョナサン・ジョースターの父ジョースター卿の言葉が元ネタである。
※ジョースター卿の本名はジョージ・ジョースターⅠ世
単行本第4巻「77輝輪(リング)の勇者の巻」より
ディオによって蘇った黒騎士ブラフォードによりジョナサンは水中に追い詰められ呼吸ができない状態となった。水面に出て呼吸をしたいが、ブラフォードが待ち構えているため水面に出ることができない。窮地に陥ったジョジョは小さい頃、飼い犬のダニーがおもちゃの鉄砲をくわえて離さないので困っていた時にしてくれたジョースター卿の助言を思い出した。
ジョジョ それは無理矢理引き離そうとするからだよ
逆に考えるんだ
「あげちゃってもいいさ」と考えるだ
普通なら呼吸をしようと水面に出ようとばかり考えるが、「逆に考えるんだ」というジョースター卿の言葉から、ジョジョは反対に湖底へと潜っていった。このあたりは石炭がとれる地層=地盤沈下があったということ=岩の間に空気があるはずという発想を巡らせ、空気を手に入れて波紋を起こしピンチを凌いだ、というお話。
ジョースター卿の「逆に考えるんだ」は、ダニーは遊んでもらおうとおもちゃをくわえて離さなかったため、あげちゃってもいいさと引き離すのを止めることでダニーもくわえるのを止めるであろうという発想である。
真正面から物事を捉えても問題が解決しない時など、逆に考えることで活路が見いだせるという、恋愛における「押してダメなら引いてみな」のような発想。
できる男のクレバーな考え方である。
逆に考えて逆に状況が悪化しても、それは知らない。